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執筆者の写真Bun(ブン)

自分を悪者にするのは楽だけど、そこに逃げちゃいけない。

この文章は「あなた一人」に伝われば十分です。



あなた今まですっごく頑張ってきましたよね?


頑張って頑張って、


同僚や親のいう事もしっかり聞いてきて、


周りの期待に応えられるように全力を尽くして。


「自分には何も無い」と思っているから

人に気に入って貰おうとして、


自家発電できない自信を他人に埋めて貰うためにも

「認められること」が重要で。


でも、なんかイヤになってしまった。


少しも楽にならないまま現在に至ってしまった。



もしかして自分には「見返り」を求める権利

が無いと思っちゃいませんか?


その考え方、あなた自身が許しても僕が許さないです。


それだけ頑張って来たんですよ?


相応の見返りがあって当然じゃないですか!


幸せを感じる権利があって当然じゃないですか!


どうか、「自分」に逃げないで欲しいんです。


「自分がダメだから」に、逃げないで欲しいんです。



確かにね、人と比べてみた時にね、

いかに自分が「持たざる者」なのかってのは

マジマジと見えてしまいますよ。


あの人と比べて、友達がいない。


あの人と比べて、コメントが少ない。


あの人と比べて・・


でもね、ゼロじゃないですよね?


社交辞令だろうがイイネ返しだろうが、

ゼロじゃないですよね?


それでもいないと言うのなら、

それ、僕に失礼です。


なぜなら僕はあなたをとっっっっくに友達だ

と思ってるのですから。


これでももし「友達がいない」と言うのであれば、

そりゃ当然と言わざるをえない。


だって僕という友達を「いないこと」にして

るのは他ならぬあなたですよね?


そりゃ友達なんて「いない」ですよ。


あなた自身が見てないんですから。



いるはずの友達や、あるはずのコメントの事を見る事なく、


「自分には何もない」という考えになってしまうのってね、


すっげーわかるんです。


でもね、寂しいじゃないですか。


その先にあるのは「自分一人でどうにかしなきゃ」だから。


どれだけ頑張っても一人なんですよ。


だからつらい。


確かにね、ある意味では一番楽なんですよ。


だって今まで全て一人でやってきた以上、

「どのくらいしんどいか」ってのも予めわかるワケで。


だからね、


いきなり他人を信頼しろとか期待しろとかなんて言えない。


僕だって今だに他人を無条件で信じれるほど強くない。


それでもね、


「あってもおかしくないよな。」

「たまには確認してもいいよな。」


それくらいで構わないから、ちょっとだけね、

あるかも知れない可能性の方向に目を向けて

みても損は無いよって事なんです。


「どうせ無いよなぁ」と思いつつもね、

自販機の釣り銭口の中に手を入れてみる位の

感覚でいいと思うんです。


それでね、もし見つかったらね、

それはつまり「受け取っていい見返り」

なんじゃないかなと思うワケです。


今までそれだけ頑張ってきたんですからね。

少しくらい手にしてもバチなんて当たらないですよ。


だからね、一人で踏ん張る事に逃げちゃいけない。


普段は散々イジメからは逃げろって言ってるんだけど、

一人で踏ん張る事にだけは逃げちゃいけない。


あなたは悪くないんですよ。

やりたい事をやっていいんですよ。

喋りたい事を喋っていいんですよ。

腹筋吊るくらい笑っていいんですよ。



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