腹立たしい出来事に遭遇した際、誰かに愚痴りたくなるのは自然なことだし、愚痴ることで身体も楽になります。
大切なのは言い方です。
「この人の愚痴は聞いてても別に苦痛じゃないな」と思われるか、
それとも「コイツの愚痴しんどいわぁ」と思われるか。
同じ愚痴なのに、聞いて貰える人とそうでない人に分かれます。
違いは「自分の機嫌はあくまで自分で取ろうとしているかどうか」です。
愚痴を聞いて貰える人は、「負の感情」の全てを相手にぶつけません。
相手がプロのカウンセラーでもない限り、聞いてくれる人の感情まで不快にしようとしていないからです。
そのため、負の感情の「残り3割くらい」は自分で処理します。
愚痴がしんどい人は、相手を不快にしてでも負の感情の全てを吐き出します。自分自身で処理しません。
それを「子供」と言います。
子供は、言いたい事を言いたいようにしか言いません。
「転んだから起こして」ということです。
一方で「大人」は、まず「どこまでなら自分で出来るか」を考えます。
転んでもあくまで自分で立とうとするからです。
それを「自立」といいます。
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