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執筆者の写真Bun(ブン)

ギターやベースを始めた理由が「モテたい」の人は、信用できる。



バンド活動は、「やってるからといってモテるとは限らないと気付いてからが本当のバンド活動だ」という言葉もあるけれど、だからと言って「モテたい」という動機自体はとても健全だと思います。


というより、ちゃんと「モテたいから」と言える人は、信用できます。


自分の心に素直だからです。


そして、正直な気持ちを人に伝える勇気がある人だからです。


えてして、人から良く思われたいとか、本音を言って嫌われたくないとか、そういった気持ちが先立つと、人はついつい高尚な事を言いたくなります。


「人を救いたい」とか「世界を平和にしたい」とか。


それ自体が悪いのではなく、高尚な動機では長続きしないという事です。


その中で「不純」といわれる動機こそ、実は一番「純粋」であるとすら思います。


ちなみに僕が高一でベースを始めた動機は「クラスメイトにかまって欲しいから」でした。


この秘密基地にしても、根底には「僕が」友達を作りたいというのがある。


でも、仕事である以上は他人様のお役に立てなくちゃ仕事として成立しない。


なんというか「やりたいこと」と「喜んで貰えること」のマッチングを探す所に、わざと高尚な言い方をすると「世界平和の礎」があるような気がします。




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