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執筆者の写真Bun(ブン)

褒められても自信がつかないのは、「そんな事ないですよ」って否定してるから


褒められた時に「そうなんだ」と受け取るか「そんな事ない」と拒否するのか。


どちらも自分で選んで決めること。 ならば受け取った方がいい。自信をつけないなら尚更。せっかく言って頂いた事なのだから「そうなんだ」と受け取って自信の糧にすればいい。 これは2005年、島村楽器が主催するバンドコンテストの全国大会に出場した時。 優勝はできなかったけど、帰りの支度をしてる時、コンテストの審査員をされていたプロデューサーさんに声をかけて頂いた。 「あなた良かったわよ。今日のベストベーシストね」 ぶっちゃけ僕より上手いベーシストはいた。 それでも、そのような言葉を頂けた。

この時「そんな事ないですよ」と思うのか、「そうなんだ」と思うのか。 それを選ぶのは、自分自身。


もしかしたら社交辞令だったかも知れない。 それでも、「そうなんだ」を選んだ。 地区予選を経て全国大会に集まったベーシストの中で「ベストベーシスト」なんだから、こりゃもうアマチュア日本一なんじゃね? それすごくね? そう思った時、いつもより胸を張って帰りの電車に乗れた気がした。

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