例えばコンビニでタバコを買う時に「赤マル」と言って伝わるとは限らない。
それよりも「137番ください」といった具合に、掲示された番号を言えば、タバコを吸わない店員さんにでも伝わりやすい。
「相手の立場になれば、物事は進みやすい」という事だ。
ここが面白い所で、自分にとっては当たり前でも相手にとっては当たり前とは限らない。
「赤マル」という言葉を使う人からすればそれは自然な事で、「相手には伝わらないかも知れない」という可能性を考える事も少ない。
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ベースラインにおける音階の上下や休符の付け方を考える時、「メンバーが気持ちよく音を出せるか」という視点は大切で、これが無いと「赤マル」になる。
言い換えれば、違うパートの楽器に触れてみるというのはベーススキルの向上に役立つ。
「ドラム目線でいうとベースがこちらを見てくれてるのは安心するなぁ」
「ギター目線だとベースはボトムでいてくれて助かるわぁ」
全体を把握した上で取り組んだ方が、同じ練習量でも吸収力が上がるのだ。
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