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執筆者の写真Bun(ブン)

理論がわかると、上手くなるのが早くなる。



丸暗記ってしんどいです。


例えば「MCTRDSH」という文字列があるとして、どこからどうやって覚えればいいのか見当もつかない。


実はこの文字列、干支の頭文字。


Mはネ(mouse)、Cはウシ(cow)、中略、Hはウマ(horse)。


ただの文字列でかない状態だとしんどかった丸暗記も、規則性がわかれば簡単に覚えられます。


しかもこの文字列には続きがある事も、それがどう続くのかも、そこに書かれてなくてもわかる。


ウマの後は「SMCDB」ですね。


規則性がわかれば、次を予測できるんです。


例えイノシシの「boar」を知らなかったとしても、当初の目的だった「丸暗記」に照らすと、このイノシシさえ覚えればいいわけで、丸暗記にかかる労力は格段に減ります。



音楽において「理論は大切です」とはよく言われます。


個人的にいうと、理論のなぜ大切かというと「規則性が見つかるから」です。


例えば「Dm→G→C」というコード進行があったとして、丸暗記はしんどいし、このまんまでしか覚えられないから融通が効かないというか汎用性が低い。


けど「ツーファイブ」という理論を知っていれば、キーが変わって「Emスタート」になっても「これはツーファイブだからEm→A→Dだろう」と予測できるわけです。


丸暗記にかかる時間が減れば、そのぶん練習の時間に当てられる。


結果として、スムーズに上達しやすくなるためのツールが理論なんだと思います。

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