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執筆者の写真Bun(ブン)

楽曲や演奏フレーズをちゃんと暗記できたかどうかの判断基準は、①「この後どうなるんだっけ?」と思う回数がゼロであること②手は現在地、頭はその次を捉えていること。



「ライブで演奏する曲のベースラインをちゃんと覚えたつもりなのに、覚えれていない時がある」


「どうなれば、ちゃんと暗記できた事になるのか知りたい」


という質問を頂きましたので私見を述べます。


ズバリ、「次どうするんだっけ?」と思う回数がゼロになれば、その曲は暗記できた事になります。


曲の暗記を車の運転に例えると、あなたがその時どこを弾くべきかわからなくなるのは「現在地を見失ってる」状態です。


楽曲が丸暗記できている状態とは、出発前の時点で脳内に「ゴールまでの道筋が全てクリアに浮かんでいる」状態。


AメロからBメロに移行する際、重要な交差点に到着した際、「あれ?次どうするんだっけ?」と思ってしまうと、楽譜(カーナビ)に頼らざるをえない。


丸暗記は、音源(地図)が無くても「スタートからゴールまで」を辿れるかどうかです。


そして落とし穴が一つ。


脳内だけで「スタートからゴールまで行ける状態」になったとして、それに安心してしまうと「現在地」が疎かになる場合があります。


それは、余裕が油断を招いて「別の考え事」をしてしまう場合です。


まだ1番Bメロにいるのに、サビ後の「あの人のギターソロかっこいいんだよなぁ」とか考えてしまってサビ頭のコードをしくじるとか。


まだ「神戸インター」にいるのに、「東広島インターの降り口」を意識しすぎて、合流車に気づかず事故るみたいな事です。


集中すべきは「今」と「その次」です。


丸暗記が安定している人は、「今いる小節」と「その次の小節」に集中しています。


具体的に言うと、手は「今いる小節のフレーズ」を演奏しながら、頭のどこか数パーセントは「次に来るフレーズ」をベースのフレットや楽譜そのものを思い浮かべてる状態。


この、「①手は現在地②頭は一歩先」という状態をスタートからゴールまで続ける事が出来れば、それは「丸暗記できている」と言っていいと思います。

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