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執筆者の写真Bun(ブン)

楽曲やベースラインにおいて、暗記力はやればやるほど飛躍的に良くなる。



コード進行やベースラインそのものを暗記するのが苦手だという声を聞く事があります。


最初は、しんどいです。


イメージとしては英語の勉強に近くて、音にしろ楽譜にしろ、最初は意味で覚えられないからです。


「語源はともあれIは私という意味で覚えなきゃいけないし、Iの後はとにかくamがするんだな」ということです。


語源や成り立ちもわからぬまましばらく丸暗記、という時期からしばらくすると、規則性が見えてきます。


ここまでが勝負です。


規則性が見えると、暗記力は飛躍的に伸びます。


代用が効くからです。


例えばKinKi Kidsの「硝子の少年」とサザンの「勝手にシンドバッド」は、共にイントロのコード進行が全く同じです。


ルートで辿ると、

E→A→D→G

となります。


初心者ベーシストの場合、初めて「硝子の少年」のコード進行に触れる時は「はじめまして情報」なわけで、そこに経験則もへったくれもないのでとにかく丸暗記しなくちゃいけない。


けれど中級者の方だと、硝子の少年のコード進行を見て「これシンドバッドと同じじゃん」って思える。


わざわざ改めて覚え直す必要がありません。


あるいはシンプルプランの「Jet Lag」とジョンレノン「イマジン」、いずれもAメロのルートは辿り方が同じです。


「色んな楽曲を覚えた方がいい」と言われる理由の一つです。


やればやるほど、規則性がわかるんです。



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