竹の節って上に行けば行くほど薄くて、一番ぶ厚いのは最初の節。建物でも一番ゴツいのは基礎。
音楽でもそうで、ギターのFコードみたいな「最初の挫折ポイント」が実は一番しんどくて、ここを越えればしんどさはどんどん少なくなります。
もっというと、最初の難関をクリアするために何年かかってもいいわけです。
「好きだから、やる」。
それが全てだからです。
そして不思議なことに、それまで出来なかった事が、どれだけローペースでも、続けているとある日突然できるようになります。
コップ満タンに入ってる水が、表面張力を失って溢れるイメージです。
水が溢れる瞬間を「閾値(いきち)」といいます。
Fコードにしても動きが豊かなベースラインもにしても、何年かかろうとも挫折しないでいると「コップの水」は必ず閾値に達します。
しかも急に。
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