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リハーサルそのものの練習が意外と重要なのは、自宅ではモニターを使う練習ができないから。

  • 執筆者の写真: Bun(ブン)
    Bun(ブン)
  • 2019年8月20日
  • 読了時間: 2分

「人前で演奏することになったので練習したい」


そう思うのは自然です。


大切なのは、何を練習するかです。


見落とされがちなのは「ライブリハーサルの練習」。


もっというと、ライブハウスに設置してあるモニタースピーカーの使い方に慣れてますか?という所です。


自宅やスタジオとライブハウスで大きく違うのは「モニターを使うかどうか」。


せっかく自宅やスタジオで上手く弾けるようになっても、モニターの使い方次第ではせっかくの練習した成果が発揮できなくなります。



例えばライブハウスでリハーサルをする時、自分のベース音が聞こえないという事があります。


「ベースさん、モニターの聞こえ具合どうですか?」


音響スタッフさんにそう尋ねられた時、必ずしも「ベースの音を上げて下さい」と答えるのが正しいとは限りません。


モニターから聴こえてくるギターの音を下げれば解決するケースもあるからです。


ここでベースを上げてしまうと今度はドラムが聞こえない、だからドラムを上げる、するとボーカルが聞こえない、っていう負の連鎖もありえます。


「自分に適したモニター環境に仕上げる」


これもまた、練習した方がいいと思うんです。



それではモニターはどんな音量バランスが理想なのか。


あなたが演奏しやすいバランスなら何でもいいです。


例えば僕は「ギターとボーカル小さめで、バスドラとスネアが大きめ」というモニターがやりやすい。


普段のスタジオ練習で「そう聞こえているから」です。あるいは、普段からバスドラとスネアを意識的に聴こうとしているからです。



こういった、モニター(音量バランス)の調整の練習や、それぞれの楽器が「どの音量になって欲しいのか」を音響スタッフさんに伝える練習って、意識しないと「練習してみよう」という発想になりづらいんです。


確かにDTM(パソコン音楽)に親しんでる人ならば音量調節そのものも慣れてる。


けれどそういった機材が無い場合は、リハスタにあるミキサーに触れてみて、「このフェーダーを上げたらこんな事になる」みたいな事を肌感覚で知っておいて損は無いと思います。


最後に、ちなみにですが秘密基地でもモニターの練習は可能なので興味のある方は是非。




 
 
 

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