例えば電車で、意味の無い(意味のわからない)独り言を吐いている人がいると気になります。
声の大きさによっては、恐怖すら感じます。
音楽も同じで、ライブのMCというトークコーナーにおいては無闇な音出しは控えた方がいいと思います。
せっかくボーカルが熱く語ってても、楽器隊の「独り言」のせいでお客さんは気が散ってしまうからです。
「いや、別に電車で誰が何を喋ってても気にならないんだけど」という人もいると思います。
僕も人によっては車内通話が気にならない。
その多くは「周りに配慮している方」です。
その意味でグラストップのケンジの鍵盤は凄いです。
インミルのサポートで一緒にライブへ出た時、み〜たさんのMC中にキーボードを鳴らし始めた。
ストリングス的なサステインが残るピアノの音、選ぶ和音とそのコード進行、そしてテンポといった全てがその時のMCやバンドそのものの雰囲気に見事にマッチしてた。
もちろん邪魔じゃない。
その意味で「曲演奏以外の音は全て邪魔」とは限らない。
お客さん的に気が散るかどうかなんだと思います。
だから例えばチューニングにしても、ちゃんとミュート機能の付いたチューナーを使ったほうがより「配慮」に即していると思うんです。
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