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執筆者の写真Bun(ブン)

ライブとは、「一生懸命に生きている証」である。



自分に子供が出来る前から、どういうワケか「幼稚園児が一生懸命に歌う発表会」以上に感動できるライブは無いと感じてまして。


音程とかリズム感とか関係なく、ひたすら誠実さだとか頑張ってる姿とか、そういうのが全部歌にこもってるのが伝わってくるから。


他人様の子供のでさえ感動するのだから、我が子の歌は控えめに言って世界一。

https://www.instagram.com/p/BvI5z7RB_lh/?igshid=1v6lug8crsoec


これと似た事を生徒さんのライブでも感じる事があります。


一般的なライブでも、知ってる曲を他の客や演者と共有するとか、ただ大声出すとか、色々と楽しみ方はあるけれど、


生徒さんのライブは、我が子よろしく「成長過程そのもの」も楽しめるし感動する。


例えば「今度のライブでやる曲に出てくる、1オクターブ上にスライドアップするフレーズが苦手だ」っていう生徒さんにそのやり方をお教えした中で、「上手く行くといいなぁ」と思いながらライブを観てるワケです。


「次は◯◯という曲をやります!」


「いよいよじゃん!」


みたいな。


で、


「できてるじゃん!」


「頑張ったじゃん!」


みたいな。


なんというか、そこに「一生懸命生きてる証」みたいのがあって、それに触れると感動します。


ぶっちゃけ、この際完成度はどうでもいいです。


一生懸命さを見に行ってるから。


演奏の完成度を求めるならプロのライブに行きます。


一生懸命さが伝わってくると、仮に何かしらの不具合がライブ中に発生したとしても「次はきっともっと上手くなってるんだろうな」という期待値や未来があります。


そういった成長過程に立ち会う事もライブの醍醐味だと思うんです。


ライブって「生きていること」だから。







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