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執筆者の写真Bun(ブン)

メンテナンスにかける時間や想いと、音の良さは比例する。



釣りが好きな友人がいまして、竿のメンテナンスしてたら1日が終わる事もあるそうです。


その気持ち凄くわかるというか。


目的として、汚れを落としたりピカピカにしたり、そういった「綺麗に保つ」という事もだけど、シンプルに道具のことを好きなんだという。


確かに使っていれば使用傷みたいのもついていくけど、綺麗にしてあげる事に喜びを感じれる人は結果としていい仕事が出来る気がします。


釣りなら、釣果も出るだろうし、楽器なら良い音が出る。


確かに経年劣化というか、使用傷みたいなのは少なからず付いてくる。


人間だってそうだけど、生きてるだけでシワは増えるし毛は減る。


けれど重要なのは、大切にしようという気持ちがあるかどうか。


美しい50代もいれば汚いギャルもいるように、少しでも良くしていこうという気持ちが内面にあれば、それはすぐ出る。


そして美しさって見てくれじゃなくて内面から出てくる。


その内面ってのは、自分を、楽器を、大切にしようという気持ちなんだと思います。


とりわけ音というのは不思議なもので、想ったほうにしか鳴りません。


凄い人になると、(楽器の相場的には安いほうとされる)10万前後のギターでもめちゃくちゃかっこいい音を出すんです。


気持ちと音色は、比例するんです。

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