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執筆者の写真Bun(ブン)

メトロノームを使った基礎練習だけで上達するとは限らないのは、シャドーボクシングだけを練習しても試合に勝てるとは限らないみたいなこと。


メトロノームは、使う派と使わない派に分かれます。


僕は使う派です。


リズムキープの練習になるのは勿論、メトロノームを使った練習は、自分が演奏している音と「それ以外の音」の2つを両方聴きながら弾くという練習だからです。


ベースだけを鳴らす状態だと上手く弾けるのに、メトロノームが入った途端に弾けなくなるのは、自分の演奏音しか聴けていないからです。


ドラムと息が合わないのも、ここに理由があったりする、


音楽は「他の音と合わせる」のが醍醐味なので、合わせる為には「自分以外の音」を聴ける必要があります。


メトロノームを使う結果としてドラムやギターの演奏を聴きながらベースを弾ける下地になります。



とは言え、「メトロノームを常に鳴らしながら弾くべき」とは思わない。


これは一人での練習全てに当てはまると思うんですけど、大きく区分けすると「技術を身につける練習」なんですね。


で、「身につける」と「使える」は、違う。


その意味で自宅練習は、シャドーボクシングに近いかも知れない。


例えばボブチャンチンに憧れてロシアンフックを身につけるとします。


最初はフォームを学んで、ゆっくりでいいからシャドーでやってみて、みたいな。


で、綺麗なロシアンフックが「一人での練習の時だと」出せるようになる。


だからと言って、スパーリングで出せるとは限らないんですね。


相手がいるから。


サッカーでもそうで、例えば「パスを出す」という基本的な練習をいくらしてても試合だと上手く行かないみたいな事があって。


なんでかというと、一人だとパスを受ける練習が出来ない。


音楽もそうで、「音を出す練習」は一人でできても「音を受ける練習」は相手がいないと出来ないんです。



何が言いたいかというと、メトロノーム含めた基礎練習と、みんなで演奏するバンド練習は「両輪」だということです。


実戦でチームワークや試合勘を養い、練習で武器を養う。


さしずめCDを再生しながらのコピバン練習は「ロボットとのスパーリング」といった所でしょうか。


もちろん、直近の予定でライブやレコーディングといった優先すべき事もある。


偏らず、満遍なく楽しく練習できればと思うし、その方法は常日頃から考えてたりします。




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