top of page
執筆者の写真Bun(ブン)

ミュージシャンの仕事は「演奏すること」ではなく「お客さんに喜んでもらうこと」。



これは初心を忘れないために普段から反芻している事なんですけど、


ベーシストとしてステージに立つ際にやるべき事は「お客さんに喜んでもらうこと」です。


「演奏をする」という行為はあくまで手段でしかない。


手段と目的をはき違えたらダメだなと。


これはドラクエなんかがわかりやすくて、勇者の目的は「魔王を倒すこと」ではないんです。


その結果として得られる「世界平和」こそが目的なんです。


だから僧侶は攻撃力を高める前に回復魔法を上達したほうがいいし、勇者にしてもレベルアップは魔王討伐という手段を遂行する上で必要なことっていうだけで。


あるいは、例えば僕が建築作業員だとしたら、「コンクリートを流し込む」という仕事は手段。


その結果として得られる「瀬戸大橋のおかげで岡山と香川が行き交いやすくなった」とか、「ばぁちゃんに会いに行きやすくやる」ってのが目的。


がゆえに、「演奏をしに行ってたらダメだぜ」と自戒しているわけです。


日々の演奏練習を怠れって言ってるわけでも「演奏にマジになるな」とも言ってるわけじゃないんです。


喜んで貰える方法はいくつあってもいいよね?っていう話です。







閲覧数:42回0件のコメント

最新記事

すべて表示

ライブでどれだけ上手く弾けても「ベース上手いなぁ」と気づかれにくいのは、映画を見てて「カメラワーク上手いなぁ」と気づかれにくいみたいなことなので、もし気づいて貰えたら凄く嬉しいよね。

「たくさんベース練習してライブも上手く演奏できたけど誰も気づいてくれない」 ある種これは仕方がありません。 ベースという楽器は、他のパートを目立たせる必要があるからです。 言い換えれば、目立たない事がベースの仕事とも言えます。...

対バンさんのライブを見る行為について。

ありがたい事に「お客さん0人」の経験はないけれど、それでも2人という時はあった。 自分達の不甲斐なさを嘆きたくもなるのだけど、ありがたかったのは対バン(同じイベントに出る別のバンドさん)がライブを見てくれたこと。 なんというか、心強かった。...

音楽から遠ざかる事になってもわざわざ「音楽やめました」なんて言わなくていい。生きている限りは、いつでも復帰していいから。

音楽に適齢期はありません。 逆に、潮時もありません。 「やりたい」と思うかどうかだけです。 そして、何歳の時点で「やりたい」と思っても構いません。 「やりたい」という気持ちを抱けるのは、生きているからです。 死ぬと、「やりたい」と思う事はできません。...

コメント


bottom of page