世の中にはたくさんのミュージシャンがいますが、必ず持ち合わせているものがあります。
それは、人前に出る度胸です。
「顔や名前を出して舞台に上がったかどうか」です。
例えあなたに一流レベルの実力があるとしても、人前に出ない限りは「存在していない」事と同じです。
「やりたい」という気持ちだけじゃダメ。「やった」という結果が重要なんです。
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ずいぶん前に、日本ダービーで桐谷健太さんが国歌斉唱をされた。
東京競馬場に集まった観客は約13万人。
日常生活でいうと例えば10人前後のミーティングで発表するのも緊張する。
それが、13万人の前で桐谷さんは歌を歌ったワケです。
アカペラで。
並の度胸じゃない。
もしかしたらボロカス言われる可能性だってある。でもその恐怖心に負けない度胸が無ければ舞台には上がれない。
どれだけスキルがあっても、人前に出る勇気が無ければミュージシャンとしては存在していない事になる。
スキルと度胸が別物なんじゃなく、度胸も含めてスキルだという事です。
桐谷さん、カッコよかった。
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何かをやりたいと思っていても、いきなり赤の他人の目の前に立つのが怖いという気持ちもある。
そんな時は友達という「他人」の目に触れる所から始めるのはどうでしょうか。友達2~3人から始めて徐々に自分を露出させていくという算段です。
で、徐々に例えばセッションイベントに顔を出してみるとか。
ライブだと数曲は用意しなくちゃいけないけど、セッションなら一曲だけ弾けるようになっておけば参加できる。
しかもレベルは問わない。
音楽には「定員オーバーも補欠もない」という特性があります。
あなたがもし簡単なコードしか弾けなくても、周りがフォローに入れば音楽はいくらでも成立します。
もっというと、「まだ弾けなくてもいい」。
行きさえすれば友達が出来る可能性だってあるから。
ん?友達がいない?
僕でよければいつでもどうぞ。
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