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執筆者の写真Bun(ブン)

バンドのスタジオ練習で、最初の音合わせに適した曲とは


バンドでスタジオに入って練習する際、各々の準備が出来たらまず音量チェックをします。


いい練習は、いい音量バランスからと言っても過言ではありません。


周りの音が聞こえないと、合わせようがないからです。


それでは、音合わせの際どんな曲を演奏すれば各パートの音量チェックがやりやすくなるか。


ズバリ、テンポの遅い曲です。


バンドメンバー各々が簡単に演奏できる「難易度の低い曲」と言い換えてもOK。


音量チェックである以上、


①自分の演奏音は聞こえるか

②周りの音は聞こえるか


という2点をまず確認したいわけです。


ここでもしテンポの速い曲(難易度の高い曲)を演奏すると、


③自分はちゃんと弾けるかどうか

④その速いテンポに置き去りにされないかどうか


という部分に意識を持っていかれ、「周りの音は聞こえるかどうか」まで考えられなくなります。


じゃあ何をもって「テンポが速い」というか。


それは、あなたの思考スピードが間に合わないテンポです。


だからbpm130でも「他のことを考える余裕が無い」のであれば、それはあなたにとってテンポが速い。


逆にbpm200でも、上記①〜②を考える余裕があればOK。


ついでに、テンポが遅いという事は「次のコードに切り替わるまでに時間的に余裕がある」ということなので、演奏しながらでもアンプのツマミを触れる余裕があります。



その上で何をチェックするかというと「歌が聞こえるかどうか」。


歌が聞こえない、マイクの音量ももう上げられない、という場合は周りが音を絞る事で対策になります。


音量バランスとして個人的には、


ドラム≧ベース≧ボーカル=ギター


くらいがやりやすい。


ベーシストだから当然ベースアンプが近くにあるわけで、他のパートと同じくらいの音量であっても距離的に「大きく聞こえる」、プラス、EQなんかも含めれば「大きい音じゃなくても自分の音は聞こえる」っていうのも可能。


という諸々が、テンポが速い曲で音合わせしてたら都度都度で確認・調節できないんです。



そもそも、ミキサーやスピーカーなんていう電気機器は無かった昔の音楽、雅楽とか、どの楽器も生音でやったわけで、例えば鼓を叩くプレイヤー二人は互いの音量バランスの調節を「打ち」「合わせ」ながらやってた。


「打ち合わせ」の語源です。


音合わせも同じなんです。

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