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執筆者の写真Bun(ブン)

カラオケよりもバンドセッションの方が気楽に歌える理由



複数でカラオケに行くと、緊張します。


ヒトカラも好きですが、出していい音量に限界がある。


バンドセッションで歌うのは気楽です。


理由は大きく2つ。


①シンプルに音が大きい

②失敗する可能性を秘めているのはボーカルだけにあらず、演奏者側も失敗する


まず①。


変な言い方だけど、カラオケはお茶を濁す感じで歌っても音程は取れるし、ある程度ならマイクのボリュームもあげれる。


その点バンドは演奏の音量も相当大きい。特にドラム。


そこんじょそこらの「大きい声」程度は、楽器隊が掻き消してしまいます。


例えば僕は声がデカいだけの音痴です。ジャイアン的。


カラオケだと「本気で歌ったら騒音として周りに迷惑じゃね?」となるけれど、バンドだとガチで大声出してもようやく「普通」くらい。


恥ずかしがってる場合じゃなくなるんですね。


だから結果として思いっきりやれる。


でも、思い切って歌った結果として音を外したらどうしようという懸念はまだ消えていない。


そこで理由②。

失敗する可能性を秘めているのはボーカルだけにあらず、演奏者側も失敗する。


カラオケは、歌以外は機械です。


ゆえに失敗する可能性があるのは歌う人だけ。


でもセッションは演奏も人間なので、失敗する可能性を秘めてるのはボーカルだけにあらず「その場にいる全員」。


セッションはライブと違って「ぶっつけ本番」です。


知らない曲を初見で弾くのが当たり前で、だからこそ演奏も頻繁にミスる。


だから変な話「ボーカルが音程取れてないのは演奏がミスってるからだな」というスケープゴートを作れる。


だから歌も思いっきりミスれるんです。


だからセッションでは誰もミスを笑わないんです。




ライブのタスクは演奏の完成度を上げることです。


一方でセッションのタスクは「みんなで音を共有すること」なんです。


そしてそこには「失敗を共有する」も含まれているんです。


ちなみに度々あげてるこの写真は、バスドラからジャンプして着地に失敗したところです。


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