予算上、エレキベースを単体でしか買えないという初心者の方もいらっしゃると思います。
けれど出来るなら、アンプ(とシールド)も最初から手元にあった方がいいです。
アンプ、つまりボリュームを増幅してくれるものがあった方がいい理由は主に2つ。
①生音練習は、音が小さすぎて演奏もついついリキんでしまう。
②演奏上のノイズに気づかない。
①エレキベースの生音はとても小さいです。
周りに誰もいないとか、夜遅くとか、そういった静かな環境でギリ聞こえるくらい。
そんな中、生音で練習してると「はっきり聞こえたい」という気持ちが無意識に出てしまい、ついついリキんで演奏してしまいます。
リキむと、弾けるものが弾けなくなったりします。
アンプがあれば、ボリュームを増幅してくれます。
弱めに弾いてもしっかり音が出るので、結果としてスムーズに弾けるようになるのが早いです。
②生音は大人しいので、少々の荒い音やノイズが出てたとしても聞こえません。
すると、いざスタジオに入った時に「なんだこのノイズは?」という事になりかねない。
電気機器なので、いわゆる「ジー」というノイズもあるのだけど、それは修理なんかで修正できる。
怖いのは、生音だとピッキングタッチの荒さによるノイズに気づけない事です。
この場合のノイズとは、「ド」という音を出そうとした時に同時に「ソ」も鳴ってた、なんて場合も含みます。
「あれ?余計な音を鳴らしてしまってるなぁ」というのは、アンプがあれば気づけます。
総じて、アンプがあったほうが上達も早いということです。
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