楽曲のベースラインを楽譜で覚える際、意外とつまずきやすいのがブロックの変わり目です。
Aメロは覚えた、Bメロも覚えた、
じゃあ暗記確認のためにAメロからBメロまで通しで弾いてみようという時、Bメロへ突入した際に頭のコードとリズムがすぐ出てこなくて演奏が止まるみたいな事です。
これは暗記作業の際にキリの良い所までを「一度で暗記する範囲」としているからです。
そうじゃなくて、Aメロを覚える時はBメロの最初1小節までを続きで覚えてしまう。
そしてBメロを覚える時は、確認の意味も込めてAメロの最後1小節から始める。
通しで弾く時に次のブロックの頭の部分がすぐ思い出せないのは、「繋ぎ」を意識する事で解決します。
Aメロ全部、プラスBメロの出だし。
Aメロの最後、プラスBメロ全部。
Bメロ全部、プラスサビの出だし。
というように、キリの悪い範囲を暗記対象とすることで「この次はこれだな」という記憶の呼び起こしが演奏途中でも可能になるように思います。
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