とあるバラエティ番組で「お母さんのお弁当で誰のが一番いいでしょう」という企画があり、アンガールズ田中のお母さんが作ったお弁当には冷凍食品が入ってた。
「(冷凍食品だから)愛情が足りない」みたいなコメントも出ていたが、これは逆。
田中のお母様は、優しい人に違いない。
あの冷凍食品には「頑張れなくてゴメンね」という気持ちが入っている。
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子供がいると実感するが、ずっと完璧には出来ない。
中には夜勤をされている方もいるだろうし、土日が関係ない仕事の方もいる。
そうでなくとも、人は必ず何かしらを背負っている。
その中で完璧に頑張り続けると、いつしか「こんなに頑張っているのに」という傲慢さが育まれる。
もしかしたら世間一般的には「お弁当は全て手作り」っていう方がいいとされているのかもしれない。
ただ、「頑張れなくてゴメン」という機会があるほうが、謙虚になれる。優しくなれる。
そもそも冷凍食品を使って「楽をする」のは、ダメなのだろうか。
「全て手作業が良い」のであれば、洗濯機やガスコンロは使ってはならない。
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プライベートや仕事で悩みがあり、バンド活動に力を注げない方もいると思います。
ここで無理して「こんなに頑張ってるのに」が発動するとメンバーに対して傲慢になりかねないけど、「頑張れなくてゴメン」だとメンバーに対して謙虚になれます。
人に優しくなれるから、結果としてメンバーに歩み寄る習慣ができます。
この「歩み寄る」は、リズムキープに活きます。
最終的に大事なのは「メトロノーム通りかどうか」よりも「メンバーどうしでリズム感が一致しているかどうか」だからです。
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