top of page
執筆者の写真Bun(ブン)

お客さんに楽しんで貰う手段として一芸が有効なのは、わかりやすいから。


例えば初期の総合格闘技は「柔道VS空手」とか、異なるジャンル(特性)が対決する面白さがあったし、


サッカーにしても「ボールで遊ぶブラジルVS死ぬ気で走るアイルランド」みたいな対決もあった。


一芸と言い換えてもいい。


一芸はわかりやすい。だから楽しみやすい。


例えばミルコ・クロコップ。


必殺技はハイキック。


格闘技未経験な人間でも、ミルコの試合は楽しめる。


一芸に注目できるという事は、見所はわかっているということ。


「ハイキックが決まるかどうか」。


単一的な技術に集中できるから、その第二段階として「なぜ決まるのか」「なぜ負けたのか」を考えられるようになる。


相手からすればミルコのハイキックは是が非でも避けなきゃいけないわけで、そのためにまず頭部をガードする。


ミルコはそのガードを下げたい。


だからミルコはまず相手の(がら空きになってる)脇腹を攻める。


脇腹へのダメージや痛みを蓄積させ、相手がついついガードを下げた瞬間にハイキック一閃。


それがミルコの王道パターンで、だからこそ脇腹へのダメージを最後まで我慢してガードを下げなかったヴァンダレイシルバには勝てなかった。


こと「ファンを増やす」という目的において、やはりわかりやすさは大切だと思う。



「お金に綺麗も汚いも無い」という言葉があるけれど、


「ファンに素人も玄人も無い」と思う。


ゆえに心がけているのは「わかりやすいパフォーマンス」。


いま存在する(プロアマ問わず)ミュージシャン人口を更に増やすことは、結果として音楽というジャンルのレベルの底上げになると思うから。


そしてその手段として、わかりやすさが有効だから。


だから例えばセッションの現場では、最後の音はいつも「同じ型」で出したり、


こまかなテクニックというよりは、耳が肥えてなくても目でわかるプレイに重きを置いている。



閲覧数:26回0件のコメント

最新記事

すべて表示

毎日ブログ更新をwixで一年続けた結果、、

アメブロへ戻すことにしました。 理由は単純に操作性。 アメブロの場合は動画の添付も簡単で、ワンタップで再生可能。 プラス、文章のコピペが簡単。 そしてURL。 1記事ごとのURLが短く、SNS等でアップする際も文字渋滞が起こらない。...

ミルクボーイが「エレキベース」について漫才をしたらという妄想

どうもー!ミルクボーイです〜 あ、ありがとうございます〜 いまピックをいただきました! こんなもんなんぼあっても困らないですからねー! 『そう言えばウチのオカンが最近好きになった楽器があるらしいんやけどな、その楽器の名前を忘れたらしいねん』 楽器の名前を忘れた!?...

英語の教科書は、金髪のネーチャンと仲良くなる方法までは教えてくれない。

例えば数学における「動く点P」とか、古文における「いまそかり」とか、授業を受けても頭に入ってこない項目に共通するのは、それが将来や日常で何の役に立つのか想像できない事。 教科書が教えてくれるのは知識までで、それを覚えられるかどうかは、例えば英語だと「金髪のネーチャンと仲良く...

Comments


bottom of page