「難しい」という言葉には「覚えるのが大変」という意味と「ケアレスミスが多発する」という意味があると思います。
難しさの理由には2種類。
①単純に情報量が多い
②構造が複雑である
今あなたが直面している難しさが、①と②のどちらに該当するかという事です。
①情報量が多い
これは、一つのトピックに対して情報が2つ以上出てきた場合から該当します。
例えばストロベリーは「いちご」でしかない。
けれど例えば「繰り返し記号」、もっと言うと「ダルセーニョとコーダの違い」って時点で覚えるべき情報が2つ(以上)ある。
これはもう英単語に近くて、一日5個ずつ覚えるとか、言いながら書きながら読むとか、そういった丸暗記が必要になります。
②複雑な構造
これは例えばベースの音作り。
EQだけでもダメだし、木材やブリッジに何が使われているかといった全てが絡み合う。
「赤と青を足せば紫になる」みたいなシンプルな方程式ならいいんだけど、実際はそうは行かない。
この場合に必要なのは、覚える順番を決める事と、例え話。
覚える順番ってのは、「今日はEQだけ。次回は木材について」とか。
例え話ってのは、「この楽器だけEQの主帯域を他の楽器と違うポイントにすれば、服で言うと差し色になるよ」みたいな。
気をつけなくちゃいけないのは、例え話はあくまで例え話でしかなくて、元々必要な情報を省いて説明される事もある。
いずれにしても、①情報量の多さなのか②複雑な構造なのか、この2つを見極めるだけで、今あなたが難しいと感じてる事もスンナリ理解できるかも知れません。
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