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執筆者の写真Bun(ブン)

「初心者歓迎」という枕詞は「漏れ出る不具合を咎める事はありません」という誓約であり、同じ場にいる初心者じゃない人に対する「初心者を萎縮させんじゃねぇぞ」という注意書きでもある。



先日こんなツイートが回ってきた。


①セッションってのは技術レベル関係なしに参加できるものだし、レッスンってのは技術レベルを上げたい人が行く所


②だからわざわざ「初心者の」という冠を付けるのはおかしい


①は、概ね賛成。

ただしレッスンは技術向上だけでなく「楽器に触る機会」「単純に楽しい時間を過ごす」という目的でも構わないと思っている。


ポイントは②。


個人的に、「初心者のための」や「初心者歓迎」という枕詞は必要だと思う。


それは初心者の方への言葉でもあるが、同様に「初心者でない人」への注意書きという意味もある。


極論、「少し弾けるからっつってドヤ顔で初心者を萎縮させんじゃねぇぞ」ということだ。


プラス、言葉のワンクッションがあることで生まれる安心感というのもある。


例えば大阪王将。


「子供は汚すプロなので、掃除や片付けはスタッフにお任せください」


とりわけ子供がいる中での外食は、調理や皿洗いといった家事の免除にもメリットがある。


でもやはり「スタッフさんに手間かけるのは申し訳ない」という気持ちはあるわけで、


その中で「お任せください」というような言葉を貰えると、やはり安心感が違う。


つまり、気軽に行きやすくなる。


「場を汚しまくっていいんだ」といってるわけじゃない。


「人としての最低限マナーは守った上で、それでも不具合が漏れ出る事もあるだろうけど、それに対して咎められる事はないだろう」という安心感だ。


そしてその安心感を、その場にいる他のお客さんとも共有できてはじめて「初心者歓迎」が成立すると思っている。







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